自分なりの目標を設定する

製造業においてモチベーションが上がらない理由として、仕事の成果が感じられない、達成感がないということがあげられます。工場の業務は分業であり、自分の仕事ぶりが評価されることもほとんどありません。工場の生産ノルマを達成しても、それが自分のお手柄として表彰されることもないでしょう。そのため、自分なりの目標を設定して、達成できれば自分を褒めたり、自分へのご褒美を買ったりすると仕事への楽しみを見出せます。例えば、効率的に作業を行いノルマの個数を1時間以内にこなすなど、ミッションを作ってみると良いでしょう。効率化するために工夫する楽しみや、ミッションを完了した達成感などが得られます。日によってミッションを替えると飽きずに続けられます。

自分が関わった製品を市場で見つける

工場の仕事では製造工程の一部を担っているだけなので、製品を作り上げたという達成感は感じにくいものです。しかし、自分が関わった製品を市場で見つけると、誇らしい気分になるでしょう。この部分は自分が組み立てた、最終チェックを行ったなど、製品を作り上げたという実感がわいてきます。お店で実際に購入される場面を目にすると、嬉しく感じるはずです。そのため、自分が関わった製品をお店などで探してみると、仕事へのモチベーションアップに繋がります。もっと喜んでもらえる製品を作りたいという気持ちになり、単調な仕事も積極的に取り組めるようになるでしょう。仕事の楽しさを持続させるためには、興味のある製品の製造工場で働くことも大事です。

寮に住み込みで働きたいと考えている方は、職業安定所や転職サイトなどを用いて寮の求人情報を調べると便利です。